店舗(レストラン)の内装デザインを考える

店舗(レストラン)の内装デザインでは、まずそのお店の中身がどうなっているのかが重要です。和食・洋食・中華・多国籍料理など提供する料理によって、店の内装デザインは変わってきます。また、伝統的な料理を提供する場合と、様々な料理と組み合わせた新しい料理を提供する場合でも店の雰囲気は違います

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それからレストランの格も内装デザインを決めるポイントになります。たとえば中華料理だと地元の人に愛される街の中華料理屋と、フカヒレやツバメの巣など高級な食材を扱う中華料理屋では方向性が全く違います。街の中華料理屋であれば、誰もが入りやすい内装デザインが求められますが、高級な中華料理屋であれば普通の人は簡単には立ち寄れない豪華さや高価な調度品が馴染む優れた内装デザインが求められます。そのように店のコンセプトにあわせた内装デザインができれば、提供される料理そしてサービスとあわせて、お客様をもてなせます。

あと、レストランでは客席から店舗の内部がどう見えるのかだけでなく動線にも気をつけなければいけません。スタッフは注文を取り、料理を提供し、テーブルの後片付けとやるべき仕事がたくさんあります。ひんぱんに客席の周辺を動きまわるときに、その動きを遮るようにテーブルや椅子が配置されていれば、回避するために移動距離が長くなります。

動線のことを考えないで、作業の効率を悪くすればサービスの提供が遅くなりお客様に不満を抱かせることもあります。また利益を出すためには、回転率も重要ですから料理の提供などに時間がかかり、お客様がなかなか帰れないというのは問題です。

もちろん、動線のことだけを考えて、テーブルが一直線に並んでいるだけだったり、座席数が少なかったりすればそれもまたお客様に失望や不満を抱かせる原因になります。内装デザインを考えるときには、店内の雰囲気作りと動線をバランス良くしなければいけません。それができれば、また来たいと思えるお店をつくれます。

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